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矯正装置・矯正ゴム

エラスティックゴム・顎間ゴム

矯正治療のゴム<顎間(がくかん)ゴム>は、エラスティックゴムとも呼ばれ、歯並びや噛み合わせを治していく上で重要な働きをします。全ての症例で必要となるものではなく、必要があれば医師から患者さんにゴムの使用をお願いします。

顎間ゴムは、主に治療の後半に使用を開始します。上顎の装置と下顎の装置にまたがってゴムをかけることで、矯正装置では調整できない上下の噛み合わせを調整します。歯並びを早く・きれいに治すためにご協力をお願いいたします。

エラスティックゴム・顎間ゴム

※上記の写真のゴムは、分かりやすいように青い色のゴムを使用しています。通常は目立ちにくい白いゴムを使用しています。

ゴムの使い方

矯正装置へのゴムかけは、顎間ゴムについてくる専用のスティックを用いて患者さんがご自分でゴムを取り付けます。ゴムかけはさほど難しくありません。ゴムをかける箇所については医師からご説明いたします。

  • 歯みがきをしている時・食べている時を除き1日中つけてください。授業や仕事の関係で話しづらい時はつけなくても構いませんが、つけられるようになったら直ぐにつけてください。(こまめな対応が必要です)
  • ゴムは切れなければ 24時間 を目安に新しいゴムに交換してください。
    ただ、途中でゴムが切れることがありますのでゴムの袋はいつもお持ちください。

注意事項

  • 矯正装置を装着した時と同じで、最初違和感や口が開きづらい、歯の痛み、歯や顎が引っ張られる感じ等がありますが、直ぐに慣れてきます。
  • ゴムを気にして、手や舌で触ったりしていると、治療中の歯並びが崩れ、思わぬ方向に歯が動くことがあります。
  • ゴムをつけたり、つけなかったりを繰り返していると、治療が順調に進まないだけではなく治療期間が長くなります。

こんな時にはすぐにご連絡ください

  • 顎の関節の音がしたり、痛くなってきた時。
  • つけ方を忘れたり、上手につけられない時。
  • 装置が壊れたり、外れたりしていて、つけられない時。
  • ゴムが無くなったり、残り少なくなった時 ⇒ 郵送します。
費用 矯正治療は基本的に自費診療となります。
顎間ゴムは矯正治療費に含まれます。