ホワイトニング
かねもと矯正歯科は、トータルで美しい口元をサポートしています。当院で矯正治療をした後には、アフターケアとしてホワイトニングのプランもご用意しています。
ホワイトニングをご希望の患者さんへ 現在、ホワイトニングは当院で矯正治療を行っている患者さんのみ承っております。ホワイトニングのみのご新規の患者さんはお受けできない状況になっておりますので、予めご了承ください。
ホワイトニングとは
歯に薬剤を塗って、色素を脱色することで歯を白くすることを「ホワイトニング」といいます。
歯を削ることもなく、短期間で真っ白なきれいな歯にすることができるので、とても人気のある方法です。
ホワイトニングとクリーニング(PMTC)の違い
クリーニング(PMTC)は歯の汚れや着色を落とす「清掃」ですので、歯の本来の色以上に白くすることはできません。ホワイトニングは薬剤で色素を分解しますので、ご自分の歯の元の色よりも白くできます。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには、医院で行う「オフィスホワイトニング」と、ご自分で行う「ホームホワイトニング」の2種類があります。当院では、両方を並行して行う「デュアルホワイトニング」もご用意しています。
オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングです。歯に薬剤を塗り、それに反応する光を適切な時間照射し、歯面の着色物質を分解させながら歯を白くします。ホームホワイトニングより短時間で白くすることができ、手間をかけずに白くしたい方にお薦めです。
※当院で使用している「ビヨンドライト」は発熱がなく、紫外線も完全にカットされています。
所要時間 | 初回 :1時間半~2時間 2回目~:1時間~1時間半 |
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費用 | 1回:平日 27,500円(税込) |
※1~2週間以内に2回目のオフィスホワイトニングを行うと歯の白さが長持ちします。
※自費診療のため保険適用外となります。
※当院で矯正治療をなさっている方のみお受けしています。
※前日及び当日のキャンセルは、キャンセル料2,200円(税込)がかかります。
(キャンセルのお電話は、診療時間外・休診日も受け付けております)
ホームホワイトニング
ご自宅で行うホワイトニングです。まず医院で歯型をとってマウストレーを作り、ご自宅でマウストレーに薬剤を入れ、歯に被せてホワイトニングを行います。オフィスホワイトニングより効果の緩やかな薬剤を使用しますので、自然な白さにしたい方や、継続的に行うことで白さを保ちたい方にお薦めです。
※初回はオフィスホワイトニングと併用するデュアルホワイトニングとしてお申し込みください。その後、ホームホワイトニングのみ続けていくこともできます(その場合は材料費のみ頂いています)。
デュアルホワイトニング
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを並行して行うホワイトニング方法です。並行して行うことによって、目標の白さになるまでの期間を短縮でき、白さもより保つことができます
費用 | 1回:平日 49,500円(税込) |
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※自費診療のため保険適用外となります。
※当院で矯正治療をなさっている方のみお受けしています。
※前日及び当日のキャンセルは、キャンセル料2,200円(税込)がかかります。
(キャンセルのお電話は、診療時間外・休診日も受け付けております
ホワイトニングのしくみ
薬剤の化学変化作用により、歯を白くします(オフィスホワイトニングは「過酸化水素」、ホームホワイトニングは「過酸化尿素」が主成分です)。これらの薬剤は、一定温度になると水と酸素に分解され、その化学変化の際に歯の色素を分解するため、白くすることができます。歯の表面だけでなく、エナメル質の内部まで浸透して漂白します。
「過酸化水素?」「過酸化尿素?」と聞いて不安な方へ
ホワイトニングに使用する薬剤は、色素を分解するだけで、歯を溶かしたり削ったりすることはありません。しかし、妊娠中、授乳中の女性や漂白剤やラテックスにアレルギーのある方などホワイトニングができないケースもございますので、ご注意ください。
ホワイトニングの効果
白さの変化
ホワイトニングで白くなる程度は、歯の質などによって個人差があり、必ずこれくらいと言うことは難しいですが、治療の前後に色見本(シェードガイド)で歯の色を確認し、目標とする色を目指します。一般的に、1回のオフィスホワイトニングで、シェードガイドで1~2段階白くなる方が多く、繰り返すことでさらに白くすることができます。
ホワイトニングが有効なケース
- コーヒー、お茶、喫煙などにより、歯が変色している場合
- 加齢による変色
- 元々体質的に歯が黄色い場合など
ホワイトニングの効果がないケース
- 人工歯(差し歯や詰め物)を白くする効果はありません。ホワイトニングで白くなった天然歯に合わせて、差し歯や詰め物を作り替えるのがお勧めです。
- 神経を除去した歯は、神経のある歯よりも効果が低くなります。
- テトラサイクリン変色歯(抗生剤の副作用による変色)は、変色の程度により十分な効果が出ない場合があります。
ホワイトニング効果の持続
ホワイトニングで白くなった歯も、永久に保つものではなく次第に着色します。喫煙やコーヒーなどの飲食の習慣により差はありますが、通常1か月くらいから再着色してきます。こまめに歯磨きをすることで、ある程度白さを保つことができますが、綺麗な白さを持続するためには、定期的にホワイトニングを行うことをお勧めします。オフィスホワイトニングは半年~1年に1回程度、ホームホワイトニングは毎日2時間位(連続でなくても可)行うことがお勧めです。
効果的な推奨スケジュール
- オフィスホワイトニング1回目+ホームホワイトニング
- オフィスホワイトニング2回目+ホームホワイトニング
- オフィスホワイトニング3回目+ホームホワイトニング
※ホームホワイトニングを継続することで、より長期間効果を保つことができます。
ホワイトニングの注意事項
オフィスホワイトニング後の注意点
ホワイトニング直後の歯の表面は、エナメル質を覆う膜「ペリクル」が剥がれた状態で、エナメル質の中を通る「細かい穴」は解放されていて着色物質が入りやすくなっています。「ペリクル」が再びエナメル質の表面を覆うまでの24時間は、最も再着色が起こりやすい時間です。従って、24時間以内は色の濃い食べ物・飲み物を避け、禁煙してください。食べるものを選べないような行事や会合のある日は避けた方が良いでしょう。(ホームホワイトニング直後も1~2時間は飲食しない方が望ましいです。)
ホワイトニング中の刺激痛について
ホワイトニング中に歯がズキンとする刺激痛が出ることがあります。これは使用したホワイトニングジェルによる象牙質の脱水症状で起こります。
【対策】
ホワイトニングの前後に痛み止めを服用していただくと良いかと思います。刺激痛は通常24時間以内に収まります。
矯正治療中やむし歯治療中の場合
- 矯正治療中はホワイトニングはできません。矯正装置が外れて2~3か月後くらいから可能です。
- むし歯で差し歯や白い詰め物をする場合は、最初にホワイトニングを行い、その後その歯の色に合わせた差し歯や詰め物をした方が色合わせが良くできるため、無駄な費用をかけることがないので良いと思われます。
ホワイトニングができないケース(禁忌症・リスク)
- 妊娠中、授乳中の女性
- 漂白剤やラテックスにアレルギーのある方
- 無カタラーゼ症の方
- 重症な知覚過敏を有する歯、カバー不可能な広範囲の歯のひび割れ、重度歯周炎
※前日及び当日のキャンセルは、キャンセル料2,200円(税込)がかかります。キャンセルのお電話は、診療時間外・休診日でも受け付けております。
その他、詳しくは当院までお気軽にお問い合わせください。また、「ホワイトニングQ&A」もご用意していますので、ご覧ください。